2013年5月3日金曜日

マル

自分を見失いそうな時、人差し指と親指でマルを作って、先生のあの言葉を思い出す。

人間はどこまで行っても一つのマルのままでいないといけない。一人一人のマルがあって、マルとマルが寄り添う事はあっても、相手のマルを自分のマルに取り込もうとしたり、逆に相手のマルに入り込もうとしてはいけない。自分のマルと相手のマルを同一視しない事が正しくスマートで穏やかなのだと。
本来重なることの無いはずのマルを重ね、それが本来の姿のように剥がされ別れるときに、自分を大きく傷付ける事になる。
自分は自分、他人は他人。
相手のマルと重なることで自分のマルの価値が上がる事は無い。自分のマルは自分で磨き、大きく輝かせないといけない。

先生、まだまだ上手に出来ませんが、先生からもらった言葉は宝物です。日々精進。

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