2015年6月29日月曜日

高い城の男

トータル・リコールやマイノリティ・リポートの原作者で有名なフィリップ・K・ディックの高い城の男。
何やら海外でドラマ化されるとか…。
ただ、読むのに時間もかかったけど、まったく分かりませんでした。
面白い面白くない以前に、理解が追いつかなくて、感想も何もありません(笑)


2015年6月26日金曜日

映画 トゥモローランド

シンデレラとイニシエーション・ラブとの三つ巴の戦いの結果、見事トゥモローランドが勝ちまして、彼女と行ってきました映画館。
しかも、『KUZUHA MALL:くずはモール』とかいう名古屋人には馴染みのない、しかし関西人の彼女には馴染みのあるらしい、イオンではなく京阪が運営するモールに入ってるTOHOシネマズへ。
ちなみに関係ないけど、平日なのにKUZUHA MALLには人たくさんいました。

そして肝心の内容は…
予告でもバンバン流れてる、バッジを触れると見ることの出来るトゥモローランド。これが前半のハイライトで、夢の国が素敵すぎて、あのバッジ欲しい!ってなります。
後半からは、そのトゥモローランドがある理由から廃れてしまい、また、人類絶滅の危機が…って具合に進んでいくのですが、そこらへんの「世界を救う」動機付けや、解決方法が分かりにくく、ちょっと置いてきぼりにされた感がありました。
めちゃくちゃ名作ってほどでは無いにせよ、映像も美しく、面白い映画でした。観る価値はあります!

個人的には、アンドロイドの少女は可愛いし、何よりERファンとしてはオーシャンズ以来に観るジョージ・クルーニーが良かったですな。

2015年6月24日水曜日

ぼくは明日、昨日のきみとデートする

久しぶりに誰かに教えたくてたまらなくなる作品に出会えました。
散々「泣ける!」系の帯に騙されて来たけれど、これは文句なしに良い作品でした。
最後まで読めば必ず最初から読み直したくなる。しかも二周目は涙を流しながら。

美しく儚い運命を受け入れた2人の、純粋な愛に心打たれます。

速攻で彼女に貸したけど、2時間弱で読みきれるし、返ってきたらまた読も。


2015年6月17日水曜日

対岸の彼女

八日目の蝉紙の月と読んで、角田光代の直木賞作品を読みました。
女性が読むとグッとくるのでしょうか。
前出の2作に比べると、そこまで引き込まれませんでした。
女性のコミュニティの怖さを見せつけられて、「男で良かった」と心底思いました。


2015年6月11日木曜日

アイネクライネナハトムジーク

とても面白かった!
Readerで読み返すのってちょっと手間がかかるんだけど、この繋がりの妙を再確認するため、ペラペラと行ったり来たりして読み返した。
作者本人も言っている通り、伊坂幸太郎作品には珍しく、血の流れないクリーンな作品で読みやすい。
人と人との繋がりを意識して普段の生活を過ごしていきたい。ってクリーンな自分になりました。
面白いのでぜひ!


2015年6月3日水曜日

エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

Readerでは普通の小説ばかり読んでいたので、こういった自己啓発書との相性を図るためにも、書店で気になっていた本書を読んでみました。
相性としては良くも悪くも無い、といった感じでしょうか。
コレ系の本をReaderで読むと、部分的な読み返し(パラパラっとめくってザッと読み返したり)に手間がかかるのと、人によっては線引いたりって事が出来ない(ドッグイヤーは出来ます)って事がネックになりそう。
自分の感じたReaderと自己啓発書の相性はそんなところです。
雑誌とか少年誌も取り扱ってるみたいだけど、小説以外では使わないかな。

で、肝心の本の内容はと言いますと…。
目からうろこってほどの目新しさは無いものの、「より少なく、しかしより良く。」って教訓は、なるほど仰る通りと腑に落ちたし、日々の生活にも取り入れて、エッセンシャル思考を軸にしていきたいなと、素直に感じられました。
そしてそれは、言葉にすると簡単だけど、そうそう簡単に実行できるものではなく、だからこそ挑戦したいと思います。
善い事へのチケット制なんてのも面白そう!ちょっと試しに導入してみようかな!


2015年6月1日月曜日

向日葵の咲かない夏

積んであった道尾秀介さんの『向日葵の咲かない夏』を読了。
面白くてスイスイ読み進んでいくんだけど、ハッピーエンドになる予感もなく、最終的な謎解きで理解はするものの、救いのなさにスッキリしない。ミステリーとファンタジーの間を行ったり来たり。新感覚ではあるけれど、やっぱりどっちつかずな感じがしちゃいました。
終始心がどんよりしますが、モノは試しで読んでみる価値はあると思います。