オシャンティにレイトショーで(デジャブ)
未婚の二人がお父さん役をやるってことで話題になったこの作品。
やっぱり気になるのは、この二人のお父さんっぷり。
ザックリ二人のお父さんの感想を書くと、
福山雅治がお父さんってのは、違和感バリバリあるけど役にはハマってた。
お父さんに成りきれてないお父さんってのが、この映画の役に上手く合致していた。
リリー・フランキーがお父さんってのは、違和感もなく役にもハマってた。
どこかいい加減な感じのお父さんキャラクターが、これまた上手く合致していた。
二人の子育てしてない感が微妙な違和感になりつつも、この映画の本質を崩すものではないのでストーリーに入っていける。
最終的には違和感のないお父さんになっていたので、見方を変えればお父さんになっていく成長過程を楽しめるかも。
この映画の本題、子どもの取り違え。
よくある設定なのかもしれないけど、先入観なしで観てみたつもり。
どうして取り違えという事故(事件?)が起きてしまったのか。
そこの動機付けがいまいち弱かった気がする。
まぁサスペンス物じゃないから弱くていいんだけど、もう少し掘り下げてくれてもよかったかな。
あと、終わりの弱さに肩透かしを喰らった感じになったけど、これはこれでその後の家族の顛末を想像させる、いい終わりだったと時間が経つごとにそう思う。
要するに、あと30分くらいは観たかったって感じ。
物足りないってのとは違うんだけど、もっと深く入り込みたい!って観終わってすぐに感じた。
家族が家族になる。
絆の物語。
面白いので是非。
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