2013年12月22日日曜日

贖罪

告白に続き湊かなえさんの贖罪を読了。
「告白」と同じような構成で作られているため、どうしても比べてみてしまう。
内容は「告白」よりもグロテスクで、嫌悪感満点のストーリー。
ただ、グロテスク・嫌悪感で言うと沼田まほかるさんの方が根源に美しさや儚さがあって好きかなと。
この作品は救いがないと言うか、後味の悪さだけが残ってしまっている感じ。
単純に好みの問題だとは思いますが。

読み始めたら数時間で読み終えてしまうくらい読みやすかったし、次の展開が気になる仕組みに翻弄されたり(「告白」を読んだことがある方なら分かると思います。あの仕組み)、伏線の回収も納得ができるし面白いとは思うのですが、リアリティの薄さがどうしても話に入り込み辛かった。
日常に潜む狂気と言うよりは、非日常っぽさが際立って入り込めなかった。

ただ、WOWOWでドラマ化されているようなので、これは観てみたい。
このストーリーがどのように映像化されているのかは凄く興味がわく。
きっと救いのない後味悪いドラマなんだろうけど(笑)

贖罪 (双葉文庫)贖罪 (双葉文庫)
(2012/06/06)
湊 かなえ

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2013年12月17日火曜日

まほろ駅前多田便利軒

先日観た映画のまほろ駅前多田便利軒の原作小説。
多田と行天が瑛太と松田龍平に見えて、風景や人物像や表情とかの細かい描写も容易に想像できる。
刺された行天のキズを庇う動きとか、多田の行天へのぶっきらぼうな態度とかが目に浮かぶようで、ニヤニヤ笑いながら読み進めてました。

肝心の内容も、色々な伏線もキレイに回収されていて読みやすく、映画のイメージがなくても楽しめる小説だと思います。
映画を観た後、観る前、どちらの方にも自信を持ってオススメします。

まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)
(2009/01/09)
三浦 しをん

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