久しぶりに西さん作品。
サラバ!以来かな。
サラバ!以来かな。
まず、なんとも強烈なキャラクターがグイグイ来て、最初のうちは肉子のムチャクチャさ加減に共感も出来ず、嫌悪感を持ちながら読み進めていきました。
うわー、なんかウザいなぁ…って思いながら。
うわー、なんかウザいなぁ…って思いながら。
けど、慣れとは不思議なもので、そのメチャクチャな肉子の言動一つ一つが笑えるようになり、親近感が湧いてくるのですよ。
まさしく、終盤に出てくるある女性と同じ気分。
絶対に分かり合えないし、分かり合いたくもない人種。だったのが、じわじわと侵食してきて癒やされていく。そして好きになっていく。
絶対に分かり合えないし、分かり合いたくもない人種。だったのが、じわじわと侵食してきて癒やされていく。そして好きになっていく。
病院でのサッサンの言葉や、最後のカタルシスなんて涙流しながら読んでましたよ。
自分の思うように生きる。好きなように生きる。自分を生きる。
そんな事の大切さや難しさ、尊さを感じました。
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