順番が前後したと思いきや、奇跡的にちょうどいい順番で読んだようです。
むしろ、この作品から読み始めてたら何も面白くなかったんじゃないかと不安にもなる。
だって、ただでさえ意味の分からない異世界の設定が、エンディングを迎える直前に少しだけ垣間見える。という不親切設計。
しかも、刊行当時はシリーズ物という事も発表されてなかったらしいし、つくづく奇跡的にちょうどいい順番で読んだのだと気付かされました(邪道なのかもしれませんが…)。
外伝的扱いの作品と言われてるようですが、外伝が一番最初に刊行される不思議なシリーズです。
という事で、先日の風の海 迷宮の岸 十二国記で登場する泰麒の物語。
「風の海~」で出てきたモノ達がホラーチックに書かれていますが、一種の種明かし後の読書になるんだろうけど、それはそれで面白く、また、飽きることもなく読み続けられた。
このシリーズを読むのは長丁場になりそうなので、そこそこのペースで図書館にお世話になろう。
積読本が溜まりに溜まってるからなぁ。
魔性の子 十二国記 (新潮文庫 お 37-51 十二国記) (2012/06/27) 小野 不由美 商品詳細を見る |
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