2014年1月31日金曜日

映画 南極料理人

評判を聞いて観てみたかった映画「南極料理人」
評判通り面白かった!
まずこの映画を観る際に注意していただきたいことは、必ず満腹時に観てください。
なぜなら、メチャクチャ料理が美味そうで、空腹時なんかに観ようものなら苦痛でしかたがないでしょう(笑)
料理の魅せ方が素晴らしく、食事って人を幸せにする重要なファクターなんだなぁと再認識する。
誰かに食べてもらいたい。そして喜んでもらいたい。
自分も料理をする時に、食べる人の顔を思い浮かべて料理するようにしよう。と心に決めたのでした。
嗚呼、書いていてお腹すいてきた。

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(2010/02/23)
堺雅人、生瀬勝久 他

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2014年1月28日火曜日

映画 SUPERBAD (邦題 スーパーバッド 童貞ウォーズ)

「オススメの映画ある?」という定番の質問をされるたびに、果たして何度「まずはこの映画を観ろ!」と答えたことか。
そして何度「童貞て…(笑)」って顔をされたことか。
この邦題のせいか俺のプレゼン能力の低さのせいか、今まで勧めた人には一度も観てもらってないんだろうなぁという気がして、本当に残念で仕方がない。
この邦題めっ!
…と、邦題に若干の恨みも持ちつつ、しかしながらこの邦題が付いてなかったら、あの時手に取らなかっただろうなぁとも思う。
そう思うと、このニッチなマーケティングは成功しているといえばしているのだろうか。
成功しているとなると残すは俺のプレゼン能力か…。

Wikiでスーパーバッド 童貞ウォーズと調べると興行成績もよくて評判もいいのになぁ。

とにかくこの映画、おバカです!
高校卒業間近の童貞3人組が、卒業パーティーで童貞を捨てる為に全力を捧げるって話なんだけど、童貞達の下ネタ満載なのに只のお下品映画というわけではなく、下品の中にも若さ・純粋さの見え隠れする「おバカ」で、そのバカさ加減が振り切ってて気持ちいい映画なんです。
くだらない事(童貞にとってはくだらない事では無いけど)に真剣にぶつかって行こう!っていう10代の眩しさすら感じます。

そしてこの映画、おバカ一直線で突き進むのかと思いきや、ラストは綺麗に、これまた清々しい気持ちでエンディングを迎えます。
それも強引に話を持っていく訳でもなく、ちゃんと辻褄の合う展開が気持ちいいんです。
このギャップが何度観ても飽きないし、何度「童貞て…(笑)」って顔をされても胸を張ってオススメするところです。
ただのおバカ映画では無いのです!
そう、何度でも大きな声で勧めたい。

もうね、騙されたと思って観てみてよ!

スーパーバッド 童貞ウォーズ コレクターズ・エディション [DVD]スーパーバッド 童貞ウォーズ コレクターズ・エディション [DVD]
(2009/12/02)
ジョナ・ヒル、マイケル・セラ 他

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2014年1月24日金曜日

チルドレン

伊坂幸太郎2004年の作品。
「短編集のふりをした長編小説」と言うだけあって、苦手な短編でしたが、長編小説のように楽しめました。
そう、長編小説なんですが短編集なんです。
けど、短編集のふりをした長編小説なんです。
人を引きつける陣内という男を、色々な角度から魅力的に魅せる。
僕もすっかり魅せられました。

「世界に『絶対』と断言できることは何ひとつない」
「『絶対』と言い切れることがひとつもないなんて、生きている意味がないだろう」
ここのやりとりが特に好きでした。

チルドレン (講談社文庫)チルドレン (講談社文庫)
(2007/05/15)
伊坂 幸太郎

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2014年1月12日日曜日

映画 永遠の0

先日観てきた永遠の0の話でも。
話でも…と切り出しておいて申し訳ないですが、この映画がどれほど素晴らしいか、自分の陳腐な表現力で語るのは難しい。
ただただ、多くの日本人がこの原作小説を読んで、大きなスクリーンで映画を観てもらいたいと願うばかりです。
いい映画です。
日本人が観るべき映画です。
戦争を知らないからこそ観るべき映画です。
涙でスクリーンが滲んでしまうのが勿体無いから涙を我慢して我慢して、しかし最後まで堪え切れませんでした。
泣けるし辛いのですが、何度も観たい映画です。

2014年1月7日火曜日

MEMORY

ちょっと前に本屋に並んでるのを見て気になっていた本。
MOMENTWILLの続編・番外編。
葬儀屋森野と文房具屋神田の周りで起きる、心温まる短編集です。
もちろん読むなら順番に読んでみてください。
3冊ともスラスラ読めて気持ちがいいです。

苦手な短編でも、主人公の二人の背景とかが浮かんできて読みやすかった。
ホルモー六景まほろ駅前番外地のような短編なら好きかも。

MEMORY (集英社文庫)MEMORY (集英社文庫)
(2013/09/20)
本多 孝好

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2014年1月4日土曜日

まほろ駅前番外地 と、新年の挨拶

あけましておめでとうございます。
読書メーターによると、昨年度は59冊の本と出会えたようです。
多いのか少ないのかわかりませんが、今年はどんな本と出会えるのでしょうか?
そんな楽しみを胸に、本年も読書録がわりの当ブログ続けたいと思います。

2014年最初の本は、先日映画小説で出会った「まほろ駅前多田便利軒」の番外編。前作で出てきた、星、ユラコー達が活躍するスピンオフストーリー!
これも面白かった!
苦手な短編なんだけど、キャラが立っていて読みやすかった。
当たり前だけど、前作の後に読んでくださいな。

これはドラマ化もされていて(と言うか最近偶然深夜ドラマを観て、そこで初めて「まほろ駅前」ってワードを知ったのですが)、オープニングの感じだとかが好きで、全部観る気マンマンです!

まほろ駅前番外地 (文春文庫)まほろ駅前番外地 (文春文庫)
(2012/10/10)
三浦 しをん

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