2014年1月24日金曜日

チルドレン

伊坂幸太郎2004年の作品。
「短編集のふりをした長編小説」と言うだけあって、苦手な短編でしたが、長編小説のように楽しめました。
そう、長編小説なんですが短編集なんです。
けど、短編集のふりをした長編小説なんです。
人を引きつける陣内という男を、色々な角度から魅力的に魅せる。
僕もすっかり魅せられました。

「世界に『絶対』と断言できることは何ひとつない」
「『絶対』と言い切れることがひとつもないなんて、生きている意味がないだろう」
ここのやりとりが特に好きでした。

チルドレン (講談社文庫)チルドレン (講談社文庫)
(2007/05/15)
伊坂 幸太郎

商品詳細を見る

0 件のコメント:

コメントを投稿