「MOMENT」は死を目前にした人たちの想いが綴られていて、この「WILL」では、死んでいった人たちが残したもの、残していった意思が綴られている。
そして、前作の主人公と今作の主人公との恋の行方。
どのエピソードも心温まるストーリーで、恋の行方も、未来の想いも、暖かく心に染み込んできて、最初から最後まで心を揺さぶられながら、最後の数ページでは涙をこらえながら読んだ。
とても面白く、感動し、生きている人間の強さを痛感する、とても面白い小説。
「MOMENT」「WILL」続けて読むべし。
WILL (集英社文庫) (2012/03/16) 本多 孝好 商品詳細を見る |
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