『葉桜の季節に君を想うということ』の歌野晶午さんの作品。
帯に「葉桜~」と書いてあったため、思わず手にとってしまった。
「葉桜~」ファンにしてみたら、正直言って拍子抜けといった感じ。
全然毛色が違うのに、帯に「葉桜~」って書いちゃダメでしょ。
ミステリなんだけど、トリックにこだわったミステリではなく、人間模様や感情が複雑に絡み合ったミステリ。
朝までテンションが低空飛行するくらい、重く辛いラスト。
想像してたのとは全く違ったが、それでも満足でした!
ただただ帯や「葉桜~」という宣伝文句に引っかからないようにしてもらいたいな。
いい作品なのに、無駄な先入観の植え付けが足を引っ張ってる。
余談だけど、この後読む予定で買った「果てしなき渇き」も重そう。
嫉妬と葛藤でグチャグチャしている最近の自分の心を反映させたような本のチョイスだな(笑)
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