2013年9月30日月曜日

時計館の殺人

館シリーズ第五作目。
今まででの館シリーズ一番の長編。
600ページ強でしたが、面白くてすぐに読了してしまった。
終盤の作品世界の崩壊が、今までで一番インパクトがあって面白い。
まさしく館シリーズの醍醐味が詰まった名作だと思います。

時計館の殺人<新装改訂版>(上) (講談社文庫)時計館の殺人<新装改訂版>(上) (講談社文庫)
(2012/06/15)
綾辻 行人

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時計館の殺人<新装改訂版>(下) (講談社文庫)時計館の殺人<新装改訂版>(下) (講談社文庫)
(2012/06/15)
綾辻 行人

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2013年9月26日木曜日

イムリ 14

なかなかの急展開!
世界の中心とも言える賢者。
ついにその常識が覆される!
はたしてデュルクはミューバを救うことが出来るのか。
ミューバはデュルクを殺すことが出来るのか。
二人はこの戦争を生き残ることが出来るのか。
イムリ、やっぱり面白い!

イムリ 14 (ビームコミックス)イムリ 14 (ビームコミックス)
(2013/09/26)
三宅乱丈

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2013年9月25日水曜日

共喰い

第146回芥川賞受賞作。
はじめて、純文学と呼ばれるモノを読んだ。
なるほど、こういうモノが純文学なのね。って感じで読了。

なんとなく、淡々と読み進めてしまった感が強い。
もう一度、時間を開けて読み直したいと思います。

共喰い (集英社文庫)共喰い (集英社文庫)
(2013/01/18)
田中 慎弥

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2013年9月15日日曜日

人形館の殺人

綾辻行人さんの「館シリーズ」4作目を読了。
相変わらず面白かった!

今作の世界破壊は、前三作とは全く違う形で行われ度肝を抜かれた!
そして今作も、自分の拙い推理は脆くも敗れ去った。
この悔しさが気持ちいい!


人形館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)人形館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)
(2010/08/12)
綾辻 行人

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2013年9月9日月曜日

和太鼓塵輝 名古屋公演「いのち輝くとき」を観て。

前職の先輩であり、同い年の友人でもある吉村純一氏が主宰する『和太鼓 塵輝』の名古屋公演「いのち輝くとき」。
長年お誘いをいただいてはいたのですが、なかなか都合が合わなくてずーっと観に行けなかった。
今回は名古屋開催なうえに、川の休みも貰えたのでやっとこさ観ることができた!

率直に感想を言うと…体が震えるほど、感動した!

和太鼓ってワードから「男臭さ」「骨太」みたいなイメージが頭の中にあったし、なんていうか、ちょっと襟を正して真面目に向き合って聴かないといけないんじゃないかって勝手に思い込んでいて、いわゆる堅苦しいイメージを持っていました、正直言って。
大体二時間くらいの公演だったかな。
聴き終わった頃にはそんなイメージは吹っ飛ばされて、浅はかな自分の想像の上を軽々と飛び越えていった。
感動した。
和太鼓一辺倒だと飽きてくるんだろうけど、篠笛のメロディが曲の表情を豊かにしていて飽きることなく、あっという間に二時間が過ぎていった。
半ば無理やり連れてきた子ども達も、最後まで飽きることなく楽しんで聴いてたと思う。

チームワークの完成度の高さ、お客さんを巻き込む勢い、お客さんを引き込む世界観、それらが太鼓と篠笛を介して伝わってきて聴いているものを圧倒する。
音圧から来る熱に手と背中にじっとりと汗をかき、一曲終わるごとに呼吸を忘れていたことに気づく。
一つの音に込められた力と想いが美しい。
題目どおり、目の前にはいのちの美しさがまばゆく輝いていた。

素敵な音をありがとうございました。

18年前、高校の体育館で和太鼓の公演があった。
和太鼓を生で聴いたのは、あの時がはじめてだったと思う。
そこで太鼓を叩いていた吉村氏とその後まったく関係のない仕事で再会し、もう一度太鼓を叩いている姿が観れた幸せと同時に、自分も頑張らなくちゃという思いに身が引き締まる。
日々是精進。

和太鼓塵輝

2013年9月2日月曜日

at Home

帯がイカン。
絶対に泣ける!って煽り文句が作品の魅力を半減させてる。
一番最初に帯捨てといて良かった(笑)

作品に関しては…
どのストーリーも「泣ける!」ってより「ほっこり」って感じ。
心温まるストーリーでした。
ただ、やっぱり短篇集への苦手意識からか、没頭はできなかった。


at Home (角川文庫)at Home (角川文庫)
(2013/06/21)
本多 孝好

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