2012年7月23日月曜日

終末のフール (集英社文庫)

八年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡する。

全人類に平等に残された時間。
その残された時間で人々は何を想い、どう生きるか。

全八篇の短篇集で構成されており、同じ街に住む、異なる主人公たちの、それぞれの幸福を描いたフィクション小説。

自分だったらどうしただろう。
パニックになって自暴自棄になって、早死する一員となるだろうか。
毎度のことながらケ・セラ・セラで、今よりもっと自分の楽しみを追求できているだろうか。
そんな「明日世界が終わるとしたら…」的な、if~の世界に自分を投影してみるのも、自分を見直す為にも、たまには必要なのかもしれないです。

心のリフレッシュになりました。

終末のフール (集英社文庫)終末のフール (集英社文庫)
(2009/06/26)
伊坂 幸太郎

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