2012年3月27日火曜日

壊れた心をどう治すか―コフート心理学入門〈2〉 (PHP新書)

3月22日の日記『「自己愛」と「依存」の精神分析―コフート心理学入門』の続きの本。

相変わらずの難敵だった。
けど、なぁんとなく分かったような気がする。さすが入門書、こんな俺でもなんとなく分かった気になった。

自己の断片化、自己と自己対象、上手に依存する、まだ頭はこんがらがったまんまだけど、人間関係づくりのヒントになった気がする。

『自己が確固としたものになっていくということは自己を自己対象から独立したものにするということではない。そうではなくて、自己の堅固さの増大とは、自己対象を選択する際の自由度が増大することも含め、自己を支持するために自己対象を利用する自己の能力を高めるのである。』

意外と面白いな、心理学。

壊れた心をどう治すか―コフート心理学入門〈2〉 (PHP新書)壊れた心をどう治すか―コフート心理学入門〈2〉 (PHP新書)
(2002/10)
和田 秀樹

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2012年3月23日金曜日

女は男のどこを見ているか (ちくま新書)

なかなか面白かった。
動物行動学的な観点からみた「いい男」とは。
理解しづらい点も有りつつ、ほとんどの言葉が「なるほどね。」と腑に落ちる。

人の幸福を願い、人の不幸を悲しむことの出来る男性は、100%まちがいなく「いい男」。
勇気を持って、楽しいことをしなくてはいけない。
自分の能力や自分の未来を信じ切れた者だけが、自分の能力を引き出すことができる。
究極の利己の追求が、究極の利他になる。


面白く読みやすいので、機会があれば是非一読。

女は男のどこを見ているか (ちくま新書)女は男のどこを見ているか (ちくま新書)
(2002/09)
岩月 謙司

2012年3月22日木曜日

「自己愛」と「依存」の精神分析―コフート心理学入門 (PHP新書)

少し心理学に触れる機会があったので、自分磨きのヒント探しに図書館へ。
どれから手をつけていいか検討もつかず、とりあえず手にした本を借りて読んでみた。

こればっかりは難しすぎて、本に対する感想なんて言えるような言葉を持ち合わせていません。
備忘録替わりですね。
けど、続編的なのがあるみたいなので、もう少し読んでみよう。

「自己愛」と「依存」の精神分析―コフート心理学入門 (PHP新書)「自己愛」と「依存」の精神分析―コフート心理学入門 (PHP新書)
(2002/03)
和田 秀樹

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2012年3月21日水曜日

殺戮にいたる病 (講談社文庫)

呆然。

呆然の一言。
最後の1ページを読み終わった瞬間、「はぁ?」と一声、3分は固まってしまった。まさしく呆然とした。

この物語は犯人逮捕の場面で始まります。
そう、最初から犯人は分かっているんです。名前も。
けど、まんまと引っかかってしまう。これが悔しいのなんのって。
納得できないから「キーッ!」ってなりながら、もう一度読み返す。
「はぁ?」が「はぁ↓」と納得に変わる。
ぜひ、この感じを味わっていただきたい。

殺戮にいたる病 (講談社文庫)殺戮にいたる病 (講談社文庫)
(1996/11/14)
我孫子 武丸

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