2015年8月27日木曜日

8月は二冊で終わりかと思ってたら、スイスイ読み終えちゃいました、三浦しをんさん「光」。
「光」というタイトルの割には、かなり暗く重い物語。
救いはないけど、わずかに見える光に希望を託して生きていくしかない。
暗く重いけど、登場人物たちが憎めない(ある意味で愛らしい)ので、読後感は不思議と視界が開けた感じ。
主人公たちは美浜島に何を見て何を思うか。最後のシーンはグッと来ました。
「暴力はやってくるのではなく、帰ってくるのだ。自らを生みだした場所-日常の中へ」


2015年8月25日火曜日

残り全部バケーション

アウトローな仕事をする溝口と岡田の2人にまつわる物語。
短編が最終話で繋がる、いつもの伊坂節です!
終盤の爽快感も心地良く、読みやすく面白かった。

8月は二冊しか読めなかったけど、どちらの本も大当たりでした。


2015年8月11日火曜日

夜は短し歩けよ乙女

素晴らしく面白く、美しく、楽しく、色々と心が揺さぶられる作品でした。
言葉の表現一つ一つが綺麗で、奇想天外な世界の中に、ぜひ自分も入って行きたいと思える楽しさでした。

この夏の自分の口癖「今、ショートカットが熱い」は、この彼女のせいだと思うのです。

ニヤニヤしながら読んでみてください。