2015年8月27日木曜日

8月は二冊で終わりかと思ってたら、スイスイ読み終えちゃいました、三浦しをんさん「光」。
「光」というタイトルの割には、かなり暗く重い物語。
救いはないけど、わずかに見える光に希望を託して生きていくしかない。
暗く重いけど、登場人物たちが憎めない(ある意味で愛らしい)ので、読後感は不思議と視界が開けた感じ。
主人公たちは美浜島に何を見て何を思うか。最後のシーンはグッと来ました。
「暴力はやってくるのではなく、帰ってくるのだ。自らを生みだした場所-日常の中へ」


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