2012年4月21日土曜日

男は女のどこを見るべきか (ちくま新書)

以前読んだ女は男のどこを見ているか (ちくま新書) の続編。

女性の思考の傾向をズバッと論じていて、もちろん万人に当てはまる理論ではないでしょうが、共感できる部分が多々あった。

男性が読めば女性不信に、女性が読めば怒り出す。そんな毒がズラッと並んでる記述が多いですが、男性には意味不明と思える女性の言動・行動の意味・裏付けが見えてきて、女性も自分の気づいていなかった行動を客観視出来る。そんな本です。

「白」か「黒」か、「好き」か「嫌い」か、「快」か「不快」かという二分法的な思考に基づいた行動の特性。
自分の感情を大切にして生きる女性と、感情を抑えてでも社会や秩序に適応したいと思う男性。(もちろん万人に当てはまるわけでは無いですが。)
男性は、女性のそんな意味不明で神秘的な所に魅力を感じるんです。

性差や個人差があるから人づきあいは面白い。

面白い本なので、興味が湧いたら是非!

男は女のどこを見るべきか (ちくま新書)男は女のどこを見るべきか (ちくま新書)
(2004/09/07)
岩月 謙司

2012年4月18日水曜日

対象関係論を学ぶ―クライン派精神分析入門 1回目

とりあえずさわりだけ読んで、頭がこんがらがったので少し休憩。

まだまだ理解できましぇん。だけどまだまだ読みたい。

違う本読んでもう一度読み直そ。

対象関係論を学ぶ―クライン派精神分析入門対象関係論を学ぶ―クライン派精神分析入門
(1996/03)
松木 邦裕

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2012年4月17日火曜日

ブログ引越しテスト

FC2ブログから引っ越してみた。
Googleのアカウントにまとめた方が都合が良さそうな悪そうな。
よく分かんないけど引っ越してみた。

そんなこんなでテステス。

2012年4月13日金曜日

パーソナリティ障害がわかる本―「障害」を「個性」に変えるために

自分が治療者になるとか、支える側になるのが目的ではなく、自分を見つめなおす為に勉強し始めた『パーソナリティ』について。

この岡田尊司さんのパーソナリティ障害に関する本を読むのは三冊目。
境界性パーソナリティ障害パーソナリティ障害―いかに接し、どう克服するかでの内容と被る記述はあるが、とてもいい勉強になった。

自分が当てはまってると思う「演技性パーソナリティ」を、パーソナリティ障害ではなく、パーソナリティ・スタイルとして昇華し、自分の魅力にする。
サブタイトルにもあるとおり、「障害」を「個性」に。
「妄想性」も「依存性」も。

先日のパワーゾーンの花見の時にも、ついつい熱く喋りまくってしまい、それはそれでストレス発散になって凄く助かったんだけど、喋ることが目的になりすぎてたりして反省する点もあったり。

そして、自分探しの一環として応募したあるもの。
「浦沢直樹のMONSTER全巻」を当てたことがあるクジ運で、今回も見事に当選しててほしいなぁ。
当たんなくてもいいから始めたい!ってくらいウズウズしてる。
なんか新しい自分が見つかりそうな予感。


パーソナリティ障害がわかる本―「障害」を「個性」に変えるためにパーソナリティ障害がわかる本―「障害」を「個性」に変えるために
(2006/05)
岡田 尊司

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2012年4月6日金曜日

離婚で壊れる子どもたち 心理臨床家からの警告 (光文社新書)

結婚三組のうち一組は離婚してるらしい。
しかし、「夫婦の別れ=親子の別れ」ではない。
単独監護から共同監護へ。
臨床心理士の著者の目から見た、日本の離婚事情の改善すべき問題点を説いてくれる。

離婚で壊れる子どもたち 心理臨床家からの警告 (光文社新書)離婚で壊れる子どもたち 心理臨床家からの警告 (光文社新書)
(2010/02/17)
棚瀬一代

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2012年4月5日木曜日

境界性パーソナリティ障害 (幻冬舎新書)

先日パーソナリティ障害―いかに接し、どう克服するか (PHP新書)の続きの本。
現代人に急速に増えている心の問題。
誰の身にも降りかかる。そして、誰もが必ず回復する。
境界性パーソナリティ障害というパンドラの箱を、読み解くヒントがたくさん。
この本も手元に置いておきたい。

軽度だが自分の身に起きた、解離
自分が固まっていないせいだ。
しっかり時間をかけて自分と向き合わなくてはいけない。
自分が出来ていないのに、支えられるはずもない。
まだ長い旅路の途中。

境界性パーソナリティ障害 (幻冬舎新書)境界性パーソナリティ障害 (幻冬舎新書)
(2009/05/27)
岡田 尊司

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2012年4月3日火曜日

パーソナリティ障害―いかに接し、どう克服するか (PHP新書)

買って手元に置いておきたいと思いました。

この本は、ボーダーラインなどの人格障害の持つ特異性に言及するだけでなく、障害とは言えなくても、付き合い方の難しい人との接し方や、私たちが抱えやすい性格上の歪みの克服のしかたに至るまで丁寧に書かれており、大変わかりやすく、人間関係を学ぶ上でも、子育ての観点から見ても有用な本です。

パーソナリティ自体は、その人の人柄であり、そう簡単には変わらないし、変える必要もない。
しかし、パーソナリティ障害は、パーソナリティの度が過ぎて社会に適応してのを邪魔している部分なので、変える必要があるし、実際、変えることができる。


巻末のパーソナリティ自己診断テストをしてみたら、演技性と妄想性が当てはまった。
このテストは自分のパーソナリティのタイプを理解するためで、傾向と対策が分かった気がする。
自分を外面的にも内面的にも着飾り、他人の目を気にし過ぎる演技性と、
いつか裏切られるんじゃないかと、人を信じ切ることが苦手な妄想性。
当てはまる部分はあると思う。
現時点でこのパーソナリティで困っているところが有るわけではないが、予防と精進のため克服のポイントを一つ一つ実践してみよう。
自分と向き合うことと、他人を許すこと。

本書の最後に印象的な言葉があった。
パーソナリティ障害に、私が惹きつけられる理由の一つは、パーソナリティ障害を抱えた人が、背負わされた重荷の重さにもかかわらず、それを撥ねのけて生きていく姿に、人間の強さや素晴らしさを感じるからだと思う。それは、私の願いかもしれない。傷つき、不遇な時代を過ごした人が、その苦難ゆえに強さや優しさを手に入れて、起き上がってくれるに違いないと信じるからである。

この本には著者の愛があふれてました。

パーソナリティ障害―いかに接し、どう克服するか (PHP新書)パーソナリティ障害―いかに接し、どう克服するか (PHP新書)
(2004/06)
岡田 尊司

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