2014年12月25日木曜日

世界から猫が消えたなら

まずはそのタイトルに惹かれた。
しかし、多くの方のレビュー通り、肩透かしを喰らった感がある。

ところどころ出てくる言葉(使い古された言葉ではあるが)「何かを得るためには何かを失わないといけない」とか「本当に大切なものは失ってから分かる」といった言葉(ほら、聞いたことあるでしょ?)は、心にスッと入ってくる。
世界から◯◯が消えたなら…って考えると、今有る事柄を大切に思える。

ただ、その使い古された言葉が物語の核になっているので、既視感というかなんというか物足りないんです。
楽しく読めるんだけど、驚きや感動が感じられなかったのが少し残念。
あと、終わりがなんだかなぁってな感じでスッキリしなかった。
映画化されるらしいけどパスだな。


0 件のコメント:

コメントを投稿