解説の赤川次郎氏の言うとおり、あっという間に読み終えてしまう、丁度いい頁数。
そして面白かった!
以前にハマった綾辻行人の「館シリーズ」第一作十角館の殺人に繋がる。
こちらを先に読んどくべきものなのかもしれませんが、今更仕方がない。
改めて思い起こすと「十角館の殺人」の至る所にオマージュがあったんだなぁと驚かされる。
それだけこの「そして誰もいなくなった」は本格ミステリーの金字塔的な位置にある物語なんですね。
タイトルはよく聞くけど、よく聞く時点で読んどきゃよかったです。
そしてもう一度「十角館の殺人」を読みたくなるという。
今邑彩さんの「そして誰もいなくなる」も読んでみたいな。
携帯電話が当たり前の現代では、通信の遮断された孤島に隔離される事なんてありえないだろうけれど、古典とは言え今でも面白く読める名作でした。
そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) (2010/11/10) アガサ・クリスティー 商品詳細を見る |
0 件のコメント:
コメントを投稿